ここ数日の間に二人も、「あ~、この人、もう救えない」と思わざるを得ない話が入ってきた。一人は手紙で、もう一人は精神病院の病室から携帯で、「助けてください~」と。。「あ~、この人はもう救えない」と思ったのは人生で初めてですね。申し訳ないけど、すでに時は流れ去っているのです。肉体の病だけならまだ心や魂には希望があるのだが・・・心の次元の問題になるともう難しい。自分でもう選択してしまったのだから。すでに選択してしまったものを他人の私が変更できない。ずーっと私の側で勉強していればそんなことまでにはならなかったのにと思ってしまうのは私の傲慢でしょうか?自分で選択して結果を出してしまった後に「助けて~」と言われてもどうしようもない。「天は、自ら助く者を助く」というのはどうしようもない真理です。かつては何度もその真理の壁に挑戦したけれど一度も乗り越えることは出来なかった。そしてその壁を乗り越えようとドンキ・ホーテになる力は私にはもう無い。自分の勝手な価値判断で努力をやめてしまった人に手を差し伸べられる時代はもう過ぎた。
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