過去生において99%以上の人は加害者であり被害者であった。人を殺したり殺されたり、王様になったり乞食になったりお姫様になったり夜鷹になったり、いろんな経験を積んでいる。そして自分が加害者であったときのことは忘れていて被害者の時の感覚だけを覚えている。それで現世でいろんなことに文句を言ったり人のせいにする心の癖が付いているのかも?まあ、現世でも人を傷つけたことは忘れていたり気がつかなかったりして意識に無いが傷つけられたことだけは覚えている。いじめでもいじめられた方は覚えているが、いじめた方は覚えていないのと同じですね。現世でも過去生からの意識もすべて相似形なんです。
「みんな同じなんだから過去に行ったことなど何も気にすることはない」という考えを持つ人もいます。そういう考え方も間違ってはいないかもしれないけれど、魂の段階が上がると他人はどうあろうと自分の行ってきたことを整理し浄化する必要が感じられてくるものだ。私は独身のおかげでモンゴルに5回、ウズベキスタンに1回行くことが出来た。最初は観光のつもりで行ったが行ってみると、「あれ~っ?」ということになって、それらは過去の整理のために必然だったのです。今生で気づいて良かった。有り難いことです。