そう言えば、天風先生の書簡集というの無いね。事務局が古い資料を整理する時に、山本五十六からの手紙も捨てたと聞いている。事務局ではその歴史的価値を理解出来なかったようだ。今は知らないが当時の事務局員は天風会員でなかったし。(まあ、事務員だと、行修会にも修練会にも出られないから、会費を払って会員であるメリットは何もないけど。)天風先生は当時、一流の人と書簡を交わしていたはずだけど、天風先生からの手紙というのが世の中に出てこないね。手紙を受け取った人の子孫はその価値が分からなかったのだろう?
これだけ本が出ている今でもほとんどの人は、「中村天風?それ誰?」だから。本人とその関係者が亡くなって50年経てば書簡集が出てもいいと思うけれど、みんな捨てられている?私は夏目漱石全集の中の書簡集というのを大事にしていたけど。
PR