10月の勉強会のために知識を整理するために、小説「二十四の瞳」を読み始めた。わずか380円。そんなもん読むようになると思わなかった。そういえば、島の人間はそんなの読まないんじゃないかな~?読んでいると、岬(田ノ浦)の分教場と堀越の分教場と足して二で割っているようなストーリーですね。堀越はそんな貧しくなかった。当時は村としては日本有数の豊かな村だったから。町中心にある神社の建設費用を僅か60軒の村が半分出していたのだから。そんな豊かだと小説にならないので貧しい岬(田ノ浦)にした?距離は田ノ浦、情景は堀越かな?実在の白石先生と壷井栄は同じ坂手村出身だったので、雑談の中で細かく子供との会話や状況を聞いて参考にしたんだと思いますね。それに壷井栄の部屋からは分教場の子供たちの声がよく聞こえていたはず。わずか5mぐらいしか離れていないのだから。教室の窓からは15mぐらいかな?
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