インターネット・ニュースにこのような記事がありました。
【■日本へ向いた中国の警戒
弾道計算が可能なミサイルを撃ち落とすというのであればまだしも、落下物に当てる能力などSM3にもPAC3にもあろうはずもない。しかも、PAC3が配備された沖縄からは北朝鮮が通告してきた軌道まで300キロも離れていて、そもそも射程20キロのパトリオットミサイルが届く距離ではないのである。さらに落ちてくる金属片に対して一発数億円のミサイルを撃ち込むというコストパフォーマンスを考えれば、なおさら実現性の低い話だったことが理解できるだろう。
つまりミサイル配備は完全に国内向けのパフォーマンスに過ぎなかったのだが、その反面、対外的な影響力は日本人が考える以上に大きかったようなのだ。】
私に言わせれば、「今頃何を言っているんだ!北朝鮮がロケットを打ち上げる前に言えよ!」ですね。
すべての結論が出てからの意見なんて政府の情報の遅さと何も変わらない。
私は、北朝鮮がロケットを打ち上げる前にそう言っているし、そう書いている。落ちてくる物を打ち落とす能力は自衛隊には無いと。そしてそれは無意味だし、破片が増えるだけで余計に危険だと。
ちなみに私は北朝鮮のロケットは4割成功していると思うね。なぜなら第一段で120キロ上空まで達しているから。第一段目ロケット実験としては成功していると言うことです。分離に失敗したということで。分離のタイミングは難しいのだろうな。分離は結合部分を火薬で爆発して分離させるのだろうけど、その爆発のタイミングがほんの少し早くても遅くてもダメなんだろうと思う。
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