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真似る

先日、コインランドリーで洗濯物を乾燥させて取り出そうとしたら、傍に居た3歳ぐらいの男の子が私の顔をじーっと見て近づいて来て、乾燥機の蓋を開けてくれようとしたり、中の洗濯物を取り出してくれようとしたりしてくれた。
もちろん、そのつたない手のお手伝いを受け入れた。
「僕、やさしいね~!僕、偉いね~!」と言ったら、母親が、「おねーちゃんの真似をしているだけだから」と言った。彼のお姉ちゃんも母親の手伝いをしているということだな。途中で、「ママ、抱っこ!」と言って、母親に所に行って抱っこして貰っていた。母親もしばらく、じっと黙ってその子供を抱っこした。落ち着いたら、その子はまた私の所に来て手伝い始めた。その母親は美人じゃ無いけど、良い子育てをしているよね。3歳の彼は私とまだ一緒にいたそうだったけど、「バイバイ!」と言って別れた。ちょっと寂しそうな顔をしてバイバイの手を小さく振っていた。
子供は主に母親を真似ます。それからお兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をします。子供の時に良い真似をしたかどうかは成長して後々大違いですね。
大人も波動の高い人をまず真似るということからで良いのではないでしょうか?
真似るにはいつも傍に居ないといけない。人から直接でないと真似ることが出来ない。本を読んでも講演を聞いても知識だけでは真似るところまで身に付かないよね。まず真似ないと身に付かない。
大人が誰かを真似るにはまず感動が必要かもね。真似るのは人だけではありません。感動的な景色を見たら、そのイメージが腹の中に入ります。音楽もそうですね。美しさに感動した後に悪いことをしようとは思わないよね。振る舞いや行為を含めてイメージを身体の中に入れるのが大事だな。イメージを真似る。
子供を見ていて、真似る大切さを学んだ気がするな。
理屈よりまず真似ることからが日本の伝統文化なのかな?


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