日曜行修会に持って行く私のリュックは重いです。人に上げるためのものや、iPadや本などいつもいろいろ入っています。今日、帰りにスーパーに寄ってジュースや夕食のおかずなどをリュックの中に入れ背負いました。「重い!」 歩いている内にいつの間にか重さをまったく感じなくなっているのに気がつきました。無意識のうちに、もちろん肛門は締まっています。臍下丹田にも気がこもっています。そう、ほぼクンバハカ態勢になっていました。クンバハカというのは身体のバランスでもあります。天風先生が重い石を背負って滝まで山を登らされていたのは、クンバハカ態勢を会得するための準備行為だったのです。重い石を担いで登って、いつの間にか重さを感じなくなるということは、その時点でほぼクンバハカ態勢になっていたのです。しかしまだ霊体のレベルまでは達していないというレベルだったのです。うん、うん、そういうことなんですね。
そう言えば、かかとの無い草履を履いていたという話しがあったような記憶がありますが、かかとを踏まないで歩くということはクンバハカの基本練習でもありますね。だから冷たい水が流れる川の中で瞑想していて、突然、クンバハカを会得したわけではないのです。ここまで細かく解説してくれる人なんて、天風会には他にいませんよ。はははは。
そして私の言いたいことは、クンバハカと安定打坐は一体のものだということです。ひとつの状態を二つに分けて説明しているだけです。本来、区別はありません。
真性クンバハカ=霊体なのだから、神人瞑合ですね。神人瞑合すなわち安定ということです。
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