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老爺心

送るべきかどうか非常に迷ったのですが、今日、このようなFAXを母校の応援団長宛に送りました。実際の文章は若干違いますが、まま、この通りで。
「この度は応援団にとっても花舞台です。おめでとうございます。
応援団の活動のYou-Tubeを少し見させて戴きました。素晴らしい活動内容で皆様に頭を下げています。
老婆心ならぬ老爺心からのお願いです。
昔の元応援団長としてひとつだけ気になっています。
今はどのようになっているかまったく知りませんが、
おそらくやっているのでしょうが、
試合前の応援活動の始まりにおいて、相手チームに対して、
「○○高校のご健闘を祈って、フレー!フレー!○○!(全員で)フレッ・フレッ・○○!」と礼(エール)を始めに送って欲しいと思います。
相手がそれに気づけば返礼をしてくれます。
それからプログラム通り、自高への応援活動を始めて欲しいと思います。
これも実践しているとは思いますが、
それぞれの応援団員が前に立つ時はまずグラウンドに一礼をしてからお願いしたいと思います。
3/21は超微力ながら私も東京から夜行バスに乗って駆けつけます。
昔の元応援団長:××拝」
私が応援団長をした時は、このような礼は非常に大切にしましたね。
普段、私はそういう礼を個人的には大切にしていないのだけれど、
何かの”長”という立場(係長とか課長じゃないよ)に立つとコロッと人間が変わる。自分の中の普段隠れている何かのスイッチが入るんだよね。
本当に、「あっ、スイッチが入った!」という感じがして別人になる。
40歳過ぎてからは出来るだけそういうスイッチは入れないようにしている。
上記のような最初のエールの交換も当時の顧問の先生からは何も言われていない。自分のその場での判断でやった。顧問の先生からは他のことも何も言われていない。すべて自分の独断でやったな。当時の新聞の地方面に記事として載ったのだけれど、その場面のことだったかな?内容は忘れた。
試合が始まる前のエールの交換が甲子園でうまくいくとニュースに取り上げられるよ、きっと。今は夜の8時、9時まで応援団は練習しているんだろうな?
ちなみにこのフレーフレーの原点は、チンギス・ハーンやモンゴル帝国当時のモンゴル語らしいのだけれど面白いね。
景色に感動してモンゴルの見渡す限り人っ気の見えない大草原の丘の上で、
この「フレー!、フレー!、モンゴル!」を一度だけやったことがある。
遙か遠くの犬たちが大声でワン、ワン鳴き始めた。ツアー・スタッフの遊牧民は、「ほらー、遠くで犬が泣いているじゃないか?それはどういう意味だ?」と。
それにしても広い甲子園、どのくらい声が通るのだろう?地方球場ぐらいでは私の声は反対側にきれいと通ったけど。甲子園では応援団チーム20名ぐらい全員で声を合わせてやらないとダメだろうな。20人が声を合わせるにはかなりの訓練がいるが、私ならそうする。そして応援席全員で復唱する。そうすれば学校の株が上がる。
アルプス・スタンド応援席に4千人が集まると、ざわざわして応援団員の声が通らない。2000人がバスで行くのだからバスの中で段取りを教えて静かにして貰う時間を教えて練習をすべきだけど、当然バス50台に指導する応援団員は付けられない。まとめるのも大変だ。まあ、千人なら動きをまとめられるけどね。
現場で突然4千人だもんな。5千人になるかも知れない。応援団長も命がけだ。
軍隊式に小隊、中隊、大隊とまとめないといけない。4千人だと一連隊になるかな?そういう管理方式を導入しないと騒がしいただの群衆になってしまう。
バス50台それぞれの引率者(リーダー)を決めないといけない。その50名ものリーダーを選ぶのも大変だ。高校の先生はそれぞれのクラスの引率で忙しい。中学校やもう一つの高校の先生に頼むのかな?
そういうことをきちんと考えるやり方を選ぶと大変な作業になる。飛んで行って指揮したくなる。私の過去世からの能力だな。そういうことを考え出すとスイッチが入って私の頭はクルクル回転を始める。昔は自分のことを、「自称組織運営技術者」と呼んでいた。今は、「誰も認めない自称軍事評論家」だけど。
えっ?えっ?えっ?私の卒研、「一般相対性理論」なんだけど?
これじゃあ、学者になれる頭じゃないよね。自称物理学徒の落ちこぼれ。
天風会ではそういう能力は封印しているけど。天風会はそういう組織的考え方じゃダメなんだよね。まず一人が教えを身に付けないと。組織云々ではダメになる。教えを身に付けた花(モデル)が必要なんだよね。「どこに何が書いている」という話しではダメなんだ。
「ここに書かれているものをこういうふうに身に付けたらこうなる」という本人が会得したものを実証的に具体的に段階的に見せながら教えられないと会員は増えない。本当は2万人ぐらいの会員がいても当然な内容なんだけど。
話しが大きく飛んだ。


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