太平洋戦争で日本人は約300~350万人が死んだと言われています。兵士が200万人、民間人が150万人。大戦後、連合国軍によって殺された日本人はどれほどいるのでしょうか?満州とソ連抑留者合わせて20万人かそれぐらいでしょうか?
第二次大戦後、連合国によって殺されたドイツ人は分かっているのだけで200万人、ソビエト政府によって殺されたソビエト人3000万人。中国政府によって殺された中国人6500万人。そしてソビエト軍占領下であるドイツ地域(東ドイツ)ではソビエトの国策によりドイツ人女性のほとんどはレイプされた。これは世界大戦の後の話です。連合国軍によるドイツ民族抹消計画もあったのだけれど米ソ冷戦が始まりドイツを復興させ、共産主義に対する防波堤にする計画に変更したという話しもある。戦後のドイツ人の沈黙もそういう背景の元に生まれた。
第二次大戦で死んだソビエト人約1300万人と言われています。このうちドイツ軍によって殺されたのはせいぜい100万人から多くて200万人だろうと私は推測しています。では残り1000万人以上は誰によって殺されたのか?ということですね。戦争そのもので死んだ人の数は、おおよそ算数で出てくる。一回の爆弾や鉄砲でどれほどの人間が死ぬのかということですね。統計学で出てきます。日本人だって死んだ兵隊200万人のうちアメリカ軍によって直接殺されたのは50万人いるかいないかですね。他は飢餓や疫病による餓死や病死です。
大戦後、内モンゴルは独立に失敗して中国に飲み込まれた。そして中国人による殺戮行為によって何十万人というモンゴル人が殺された。チベットも100万人以上が中国軍によって殺された。
現在の世界地図を見てそれが当たり前の世界地図として日本人は疑問を持たないが、チベットがひとつの国家として成り立っていた時代の地図を地政学的に見ると中国はチベットを侵略して併合するしか道が無かったのが分かります。中国の裏庭であるチベットがインドや他の国の支配下に入ったら安心して寝られない。
結局、自分を守る武力を持たないチベットも内モンゴルも殺され中国に組み込まれたということです。殺されるのも日本人が考えるように単純に殺された訳ではない。どれほどの残虐行為が行われたかということですね。そういうことを日本人は教えられていない。そして中国では如何に日本人が残虐であったかと今でもなお学校やマスコミで繰り返し繰り返し教えている。小沢一郎はそういう中国に、「日本を中国に売りますから私を日本のドンとして認めてください。政治には金がかかるので中国に貢いでいる毎年数千億のODAの一部をリベートとして今まで以上に私にください」とすり寄っているのかも?そういう推測も成り立つ。
歴史と正義は勝者によって作られ、敗者は洗脳され勝者に国を売る人間が現れてくるのは歴史の必然で今も何も変わっていない。今もそういう歴史が継続中なのです。しかしながら国を売ったらその魂の来世は厳しいなぁ~。魂を悪魔に売るのだから。
私が分からないのは、もし神様というものが存在するなら、どうして人間をそんな残虐な動物にしたのだろう?ということですね。どうして野蛮人に文明を持たせたのだろう?
ものの本によると、アメリカ人の中でかつて日本人だったことがある魂というのは非常に少ないとのこと。それだけアメリカ人の魂は未開なんです。現代の日本に生まれる魂というのはかなり進化しているのです。問題はここからさらに進化するか、後退するかは自分自身の選択ということですね。ほんと、日本は不思議の国です。
ところで映画「猿の惑星」のモデルは日本なんだそうです。知らなかった。日本人はそんなこと何も知らずに映画を見ている。そう、猿というのは日本人のことなんですよ。その猿が自分のことだと知らずに楽しんで見ているのだから、なんという平和で脳天気な日本人なんだろうということですね。
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