たいていの親は子供のために死ねる覚悟はいつも持っていると思います。
だから親は偉大なのですが、誰かのために何かのために死ねる覚悟を黙って持っていることは「男(漢)の条件」だと思いますが、一端ことあれば殺す覚悟も持っていることが重要ですね。死ぬ覚悟と殺す覚悟は裏表です。この殺す覚悟という理屈はなかなか分かって貰えない。特に女性には分からない。
自分は体格も無く力も弱いから喧嘩の強い大男に立ち向かっていけないという臆病な男もいます。普段は私も臆病なのですが、弱い男でも殺す覚悟、死ぬ覚悟で立ち向かわないといけない時が一生に一回や二回あるものです。その時に立ち向かうか、逃げるかで人生の本質が変わると思います。その万一の時の覚悟を見せていないから舐められるんですよね。で、伴侶や恋人に浮気されることにもなる。いじめっ子はいじめを遊びとしてやっています。遊びは命がけに勝てません。だから、いじめられっ子が命がけで立ち向かってきたら、いじめっ子はひるみます。単なるいじめという遊びのために殺されるのは割に合わないからね。それからは、いじめっ子はその子をいじめることは出来なくなります。
肉体的に喧嘩が強い弱いではないのです。覚悟の問題です。そういう覚悟は大抵の母親は教えることが出来ません。それは父親やお祖父さんの役割ですね。
そしてそれは大抵は言葉でなく背中で教えるものですね。
普段、優しくて柔で大人しい人が、いざという時に臆病かというと違います。そういう人ほどスイッチが入る(覚悟する)と強くなります。日本兵が強かったのは、普段は優しい兵隊だったからですね。残念ながら、偉くなるにつれ普段強がって、いざとなったらヘタッたのが日本の将校ですね。
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