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農業安全保障と自由化

農業安全保障のことを考えてTPPに反対する人も多いけれど、事実上既に農業安全保障は壊れている。加工品は原産地表示が義務づけられていない。98円の缶詰は美味しいけれど、よく見ると原産地が書かれていない。スーパーで150円の焼き芋を買った。結構大きな焼き芋で150円は安いと思って買ったのだが、途中まで焼き芋として加工して日本で温めて売れば原産地表示は必要が無い。これも中国産の焼き芋だよね。冷凍食品の多くも中国産だという。それで中国から加工食品の輸入は年間一兆円だという。日本企業名で売られていれば日本産だと国民は錯覚しているんだよね。
日本は高級農産物に的を絞り生産したら農業立国になる。ハイテクが農業を支える。今のままでも万一の時は、農業だけが生き残ることは出来ない。近代農業はエネルギーを使う。エネルギー産業や化学工業が破滅すれば農業も破滅する。それに高給農産物の生産規模を上げれば、万一の時には野菜や麦やサツマイモに変えることが出来る。農地面積を維持するには規制の撤廃と農業の自由化しかない。今のままでは、平均年齢67歳の農民によって生産されている農地がどんどん縮小していくことになる。すでに田舎の多くの畑は草だらけになっている。農地や農業従事者(農民とは限らない)が維持されていなくて農業安全保障なんかある訳がない。TPP反対は、駅前再開発反対して駅前が廃れていくのと同じ構造だよね。反対するには反対する理由は分かるけど、廃れたら元も子もない。みんな失うことになる。
TPP反対の人に、「あなたは日本の農業や畜産業のために高くても日本産を買っていますか」と尋ねると、「とんでもない!安いのを買うわよ!」と答えが返ってくる。そんな人が日本の農業安全保障を口にするな!と言いたい。


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