教えは、正しい理屈をいくら話しても聞く方は何も身につかない。知識が増えるだけ。教えは理屈2割、体験3割、たとえ話と具体的な方法論が5割でないと。
天風教義は本当に素晴らしいと思うが、講師はほとんどの場合に理屈だけしか教えていない。方法論だという内容も往々、本の丸写しのまとめでしかない。
だから会員が増えないし、辞めていく。ただ、会員の体験談はしばしば価値があるな。エリートの理路整然と頭で知識構成した話しでは教えは身につかないな。
これでは、いろんな本を読んで、いろんなところに行って勉強している新しい人、若い人は来ないし、定着しないと思うことは多いな。
今は母性の時代だと思うな。天風教義は父性の教義だよね。もちろん両方うまくバランスが取れれば一番良いけど、天風会に母性を入れないと未来は先細りだな。母性は理屈ではなく皮膚感覚だよね。転んで膝から血を流している子供に、痛みは神経のこれこれの経過を辿って引き起こされる、痛みを抑えるには精神の統一!と説明するより、「痛いの痛いの飛んでけ~!」だよね。これ、おじいちゃんや父親が言ってもあまり効果が無い。やはり、母親やおばあちゃんの言葉だよね。それで子供はその気になって安心するし痛みも和らぐ。
男と女の価値は同じだと思うけど、(いや女の方が高いかな?)
男と女の役割は違うと思うな。やむにやむを得ない場合を除いて女が鉄砲や槍を持ってはいけない。また男は女にそんなもの持たせてはいけない。
今、先進国は女に労働力としてそういうのを持たせようとしているんだよね。
ちなみに今日の講師の話の中で宇宙は10の30乗の大きさ、最小極々微少の世界は10の-33乗という話しが分かりやすい図形で示されました。
実は真理は一般常識とは違うのです。宇宙は対数で出来ているのです。
だから10の30乗の世界と10の-30乗の世界は同じ広さなのです。
それが分かれば宇宙観は変わります。19歳の時に物理学(何の科目の先生だったか覚えていないが。)の教授から教わって瞬時に、「なるほど、そうか!」とその感覚は理解しました。それは物理を学ぶ上で私の最初のショックでしたね。その時にそれまでの常識が崩れ落ちましたね。物理を学ぶことは常識を捨てていくことですね。常識を捨てる勇気が無いと勉強できない。
常識感覚と真理は違いますね。まあ、そんなこと普通の人が知る必要は無いのですが・・・。「対数って何?、そんなはずが無い!小さいものは小さい!」の顔になる。私の田舎で、「一粒の砂は宇宙より大きい」という言葉が碑に刻まれています。これが会得できないとな。この言葉を碑に刻む言葉として選んだ人も凄いな。私も何年もこの意味が分からなかった。それにしてもいろんな所に悟った人はいるもんですね。
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