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教義と会得

天風会員は本当にまじめだと思うな。みんな小物だけど。庶民と言って良いかも?庶民の教えの会だな。よく本を読んで、それをよくまとめている人はいる。
しかしそれでは新しい人や大物を引きつけることが出来ない。大物ががいないと人が増えない。私から見るに、天風会員は迷っていないけど、心がさ迷っている。手すりを持たないでふらふら歩いている赤ん坊みたいなものだな。
本に真理や方法が書かれているけど、会得するための個々の具体的な方法論が無い。それはいちいち本に書けないものですね。ある人には右を歩け!と言わないといけないし、別な人には左を選べと言わないといけないことがある。
だから具体的方法は人を見て直接伝えるものですね。
真理はひとつでも処方箋は一人一人違う。
「天風教義には方法論がある」と言われているけど、普通の人にはレベルが高すぎるんだよね。「雲の上の方法論を言われても分からない、私に分かる方法論までかみ砕いて説明して欲しい」という話しをまま聞くことがある。
安定打坐はあうだこうだ、クンバハカはあうのこうの、姿勢がどうのこうの、と説く人はいるけど、私から見ると、説いている人が出来ていない。腰骨を立てる大事さを説く人が安定打坐の時も普段も腰が曲がっている。それは個人を責めているのでは無いです。一人一人はその立場立場でまじめに誠実に一生懸命にやっている。でも本当の柱が無いんですよね。それは創始者が既に亡くなっている宗教や何かの教えの会が中興の祖が現れるまでに辿る必然の道なのでしょうから仕方が無いのかも知れませんが。中興の祖が現れなければ消滅するか、細々と自己満足で続いていくか、ですね。

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