昨日の日曜、朝の10時に護国寺に着いた。もう天風会館に入ってもしょうがないので天風先生のお墓参りでもしようかと墓地に行った。極真空手創立者の大山ます達の墓を曲がってみたら天風先生の墓の前に30代半ばから40代初めぐらいの男が立っていた。近づいて邪魔をしては悪いとしばらく周りを写真を撮りながらぶらぶらした。結局、その男は1時間、墓の前から動かないでいた。私が見る前からだからどれぐらいの時間、彼は墓の前に立っていたのだろうか?「そういうことはちょっと天風先生の心や教えと違うと思うよ」と言って上げたかったが、結局何事も自分で納得するまでやって、それで自分で気付くしかないのだから何も言わないことにした。天風会員でもちょっと勘違いしている人が多いようだから天風会員でない人が本だけ読んで感動して大いなる勘違いしている人はもっと多いのかも知れない。勘違いでもそれなりに効果はあるからそれで良いのかも知れないが。
私は、人生で一番大切なのは運と縁と言っているのですが、それに勇気を付け加える必要がありますね。運が前を通っているのに、「まだもうちょっと」か「気が向いたら行きます」と言って「勇気無き傍観」で運が流れてしまうことになる人が多い。墓の前に一時間ただ立っていても何も来ないと私は思うけど。まあ、人によっては墓の前でインスピレーションが来るかも知れないから完全否定は出来ないけど・・・。人は経験を積み重ねるしかないから経験を積み重ねていく道を選んで欲しいと思います。経験を積み重ねるには「変化する勇気の継続」ですね。
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