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チンギス・ハーン

何年か前に「パックス・モンゴリカ」ジャック・ウェザーフォード著を読んでとても面白かったし歴史に対する公平な見方を学ぶことが出来た。今、新しく「チンギス・ハン」ジョン・マン著を読んでいる。470ページの大作だ。中国が「チンギス・ハーン」という24時間に及ぶテレビ映画の大作を作っている。とても面白い映画で見始めると止まらなかった。DVD6本ほとんど毎日徹夜で見た。それにしても中国にとってチンギス・ハーンは共産主義の否定すべき対象であり敵であり憎き存在なのにどうして中国共産党はこんな映画の製作を認めたのだろう?と疑問に思っていた答えが今読んでいる本の中にあった。中国から見るとチンギス・ハーンはモンゴル族中国人なんだと。中国の英雄と解釈しているとのこと。へ~!と中国人の論理に開いた口が塞がらない。今の中国は日本も自治を認めた中国の一部という論理をかざしている。とりあえず沖縄は中国の領土と主張している論理が分かった。日本人にはそれを論破する論理を持たない。確かに今のアメリカはアメリカに移民すればすべてアメリカ人となる。日系アメリカ人というように。チンギス・ハーンは中国を統一したのだからそこでモンゴル系中国人になったことになるらしい。今のモンゴル国は中国の中にある正当なモンゴル人の住んでいる内モンゴルから国を捨てて逃げた人たちによって作られている仮の国ということになるらしい。凄い論理だが反論する別の論理が無い。
ちょうど今日夕方、本で読んだ部分の歴史と地域がNHKBSでNHK特集・大黄河「オルドトスの興亡」として偶然重なった。イギリス人が書いた本の中に出ていた中国人歴史学者の顔がそのNHKテレビの画面に現れた。最近そういう偶然がなぜか多い。
それにしても英語で書かれた歴史本を日本語に訳された本を読むのは気楽に読んでいるが、日本語に訳するのは正確な漢字にするだけでも大変だ。翻訳する人も歴史に対して深い洞察と知識がないと出来ない。
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