京都教育大の強姦事件について大学学長のコメントにも、そういうことを行った大学生にも本当に怒りを覚える。強姦というのは人間が人間になる前の猿の段階からいつの時代にも存在するが、普通の人間社会なら「やめろ!」と制止する者がいるはずなのだが、他にも学生がいて誰も「やめろ!」と制止しなかったことに深い悲しみを覚える。犯罪行為は個人の資質に由来するかも知れないが、何人もの学生がそこにいて誰も制止しなかったというのは今の日本人の体質なんだろうから。
私の世代ぐらいまでは、「男は女・子供を守るもの」という概念を具体的に教わらなくても自然に持っているものだが、今は、男女平等ということで女も強くなってきて、女は男が守る対象ではなくなってきている。日常では男が女から口撃されることが多いし、経済力でも守る対象では無くなっているから。
男は本能的に守るものがあって始めて強くなれるもの。今は命を張って守るものが無いから心が弱くなる。強姦なんて心の弱さの証明みたいなものだから。自分は自分のために生きるという観念が現在は主体なのかも知れないが、その観念は自己崩壊する宿命を持っている。それは論理的に成り立たないのだから。なぜなら自己は遅かれ早かれいずれ死ぬのだから。
私は女性に言いたい。「そんな問題、大学に相談するなよ。即警察に訴えるべきだ」と。大学とか学校に相談して被害者が満足する良い結果が生まれた実例は無い。すべての組織は隠蔽ともみ消しに走るのだから。警察でも内部の問題は隠蔽ともみ消しに走るのだから。まして学校なんかに相談しても何も出てこない。
それにしてもまともな男が下半身を露出して逮捕されるニュースが相次いでいる。まあ、昔からそういう馬鹿な男はいるものだがニュースになるほど大げさな問題では無いと思うけれど、精神障害者ならいざ知らず、どうしてそんなことをまともな男がストレス解消のためにするのか理解できない。そんなことでどうしてストレス解消になるのか?本当に日本人はどこかメルト・ダウンしているのかも知れない。もちろんその反面、日本にはたくさんの素晴らしい面も起きているのは事実だが。
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