私は余程でないとあまり頭にこない人間ですが、ここ10年ぐらい頭に来たことがないような気がするけど、レイプ事件は頭に来ますね。この学長にしてこの学生有り、この親にしてこの息子有りですね。世間にばれて大げさになってしまったから、仕方なくいろんな追加処分をする。ばれなければそのままもみ消しという感じですね。
ちなみに警察も同じですね。私は昔、ある県警本部長経験者に聞いたことがあります。
「警察は証拠をねつ造して無実の人間を有罪にして冤罪を作っても何の罪の意識も持たないですね」と。彼曰く、「そんなの当たり前だ!」と。今回の冤罪事件についても警察から反省の言葉は一言も無いですね。適切な捜査だったと主張しています。彼らは天国には行けないでしょう。前にも書いたことがありますが、警察官で天国に行けるのは、出世しない田舎の人の良い駐在さんぐらいでしょう。
警察には反省と謙虚という言葉は昔から存在しない。昔から警察はそういう所なんです。自分の成績のための検挙はあるけどね。逮捕したのが本当の犯人だったらラッキーぐらいなもので。一人逮捕したら1ポイントの成績になるから。出世のためにポイントを上げればそれで良い。逮捕された人間の人生なんて警察には関係無い。それと確か一人逮捕すると100円かいくらかの報奨金が給料に付くはず。
「警察に睨まれると怖いよ。いつ冤罪にされるか分からないから。いろんな買い物のレシートは1年間は保管しておきなさい。それらはアリバイの証拠になるから」とはある大学の法学部の教授の言葉です。
私は昔から興味があることで何の情報も無いことがあります。それは戦前の特高警察官の家族の戦後の運命についてです。彼らは拷問で多くの罪のない人たちを殺したり傷つけたりしてきました。そういうことをしてきた警察官やその家族の運命について統計を取ってみたいと思いますが、「私は戦前、特高警察官でした」という話は聞いたことも読んだこともない。その子供や孫が不慮の殺人にあったり、何かの理不尽な理由で死んだり不幸になったりしているのではないかと推測しているのですが・・・まったく分かりません。
「この世界並びに人生には完全ということの以外に、不完全というものの無いよう宇宙真理ができているからである」は本当だと思います。
レイプも冤罪も悲しい事件ですが、輪廻を考えるとまた別な答えも出てきます。
レイプした人間は来世でレイプされるだろうし、冤罪を作った警察官は来世で冤罪を受けるだろうし。今生で冤罪を受けた者は前世で誰かを冤罪にしていたかも知れないし。
そういう輪廻から脱却するには次の基本が大事です。
人は自分以外の誰かを守ってはじめて人生合格であり、人生で誰も傷つけないで生きた場合もその人生合格ですね。それと、「己の欲せざる所、人に施す事なかれ」だけを子供に教えることが出来れば親は合格ですね。それ以外は余録というもの。この言葉は、私は高校1年の時知りましたが、それから常に私の基本になっています。
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