先月の国家基本問題研究所というところの講演会で、ある亡くなった人にそっくりな人を見ました。どうして、こんな所であの人にそっくりな人に会うのだろう?と疑問に思いました。顔も頭のハゲ具合もひげの形もそっくりでした。
今日も池袋である女性にとてもよく似た人が横断歩道を反対方向に歩いているのを見ました。若干年齢が違う程度で、顔も髪型もスタイルも服装も、うり二つでした。人間というのは不思議なもので、顔が似ていると髪型も似ていて服装も似ていて、声も話し方も似ているもんですね。どうしてそうなるのでしょうか?
人間というのは自分の頭で考えているようで実は違っていて、いくつかあるパターンの中のひとつのパターンの中に自分の思考と嗜好が入っているんですね。だから思考も嗜好も自分の価値観に基づいて自分が作っているのでなく、自分が嵌っている思考パターンによって自分の中で作られているのです。
それが私の言うところの、自分の顔かたちも含めて環境という作用によって作られる反応という反作用としての自分の思考と嗜好ということですね。
そのパターンを自分で破り、越えることが、「運命を創る」ということですね。
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