なぜ?どうしてそんなことが?という疑問はニュースを見る人みんなにあると思う。だいたい知らない同士の人が集まってそれぞれの性格を知り、知識・経験・リーダーシツップ、そんなものがお互い自然に分かり始めるのは3日後ぐらいからですね。最初はみんな遠慮していますから自分の意見を言わない。今回の遭難したツアーグループではお互いが知り合い理解し合う前に遭難になってしまった。そして誰がリーダー・シップを取って誰が中止、宿泊1日延長の決断をするのか、ガイドがその責任を負うのかどうか?会社から指示があればそれに従うがその連絡が取れない場合どうするのかということが曖昧だったのかも知れませんね。
特に日本人はやることを指示されればきちんとそれをこなすが責任を負いたくないから自分から決断出来ないという人が多い。ガイドの年齢や経験の深さ、リーダーシップの有無を会社がどう判断していたかということですね。本当に「八甲田山・死の彷徨」と同じ状況ですね。一言で言えば旅行会社がガイドの選択を誤っていたということですね。登山やトレッキングの専門旅行会社のようですけど、悪天候での判断マニュアルや緊急事態に対するマニュアルが不十分というか曖昧だったのかも知れません。ガイドに対する指示は、「状況に応じて適時判断する」程度の内容で。会社の責任ですね。
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