無心を得るために安定打坐や瞑想、坐禅をします。無心になると潜在意識が無防備になります。マイナスの観念がたくさんあるとそこに魔が入ります。それが憑依であったり、顕在意識とのギャップに自我が耐えられなくなり気が狂ったり自殺したりします。だから観念要素の更改をして潜在意識が表に出てきてもきちんと自分が維持できるようにします。雑念で一杯の時はそんなこと考える必要が無いのですが、無心を捉えられるようになるとそういうことも考えなくてはなりません。
だから観念要素の更改と安定打坐はセットなのです。それにクンバハカですね。
クンバハカが出来ていると防御態勢ができていることになります。これら三つはセットです。
だから安定打坐の時は、ピーンと空気が張り詰めるし、張り詰めていないといけないのです。それが素晴らしい時間であることは、逆に危険も内在しているのです。
誰かに魔が入ったら、即、それを切らないといけないのです。そのために打坐の指導者はそういう何かに即応できる状態を作っているのです。
と書きつつも、そんなことまで考えている天風会の先生はいないだろうな~?まあ、普通はそんなこと何も心配することはありません。なぜならそこまで初心者が深く無心になることはないからですね。
ただ永平寺の修行で、まま気が狂ったり自殺する若い坊主がいるのはそう言うことなんですね。天風会には観念要素の更改とクンバハカがあるから安全なのです。それとブザーですね。ブザーを使うことで安全になります。
憑依されやすい人が初心者の段階で突然深い無心に導かれると憑依されるのです。で、14年ぐらい前だったかな~?私がイメージ瞑想を指導したときに若干そんなことがありました。それで10年間は怖くて安定打坐を指導しなかった。元に戻せる自信ができたので今はやっています。それと音楽方式はほとんど安全だから。
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