先日、A駅構内のコーヒーショップに入った。カウンターに並んでいる小さな菓子を取り、紅茶Sカップを頼んだ。後から来る人のために少し奥のカウンターで紅茶が出てくるのを待っていた。なかなか出てこない。後からオーダーを頼む人のコーヒーなどが先に出されていた。???「変だな~?たかだか紅茶なのに?忘れられているのかな?」と観察していた。女の子ばかりの仕事場だった。
みんなそれなりにかわいかったけれど、「女の子同士、裏でケンケンガクガクの人間関係があるのだろうな?どの子とどの子が仲が悪いのだろう?」と醸し出す空気を観察していた。時間が過ぎていく。私一人カウンター前に立っていた。一人の女の子が私に気付いた。「何か?」、「紅茶Sサイズ、忘れられているようですけど?」、「あっ、すいません」とカップに湯を注ぎティーバッグを添えて出してきた。ただそれだけの作業なのに時間がかかった。
「お待たせしました!」、
「はい!お待ちしました!」と笑って受け取った。
女の子も私の言葉に笑っていた。
待たされることにイライラする自分から、その時間、何かの観察を楽しむ自分に変化していた。まあ、こういう小さなことは笑ってられるけど、まあ、一つ一つだな。
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