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良い映画かも?「ヒマラヤ 運命の山」

http://www.himalaya-unmei.com/

 

(サンケイインターネットニュースより抜粋)
 世界的登山家、ラインホルト・メスナー氏(66)の人生を変えた1970年のナンガ・パルバート登攀(とうはん)を、メスナー氏自身の原作を元に再現した映画「ヒマラヤ 運命の山」が公開される。下山中に弟を亡くし、その後の長い裁判を戦ったメスナー氏は「どんな悲惨なことがあっても人は立ち上がれる。そんなポジティブなメッセージを伝えたかった」と熱く語る。

 ■自然は怖いが悪意はない

 イタリア・南チロルに生まれた仲の良い兄弟、ラインホルトと弟のギュンター。山に登るのが大好きな2人は、登山家・ヘルリコッファーの遠征隊メンバーとして、念願のヒマラヤ、ナンガ・パルバート(8125メートル)に挑む。

 隊員それぞれの思惑に隊が分裂していくなか、兄弟はついに初登攀に成功する。だが、下山途中にギュンターは雪崩に巻き込まれ行方知れずに。死線をさまよった末、たったひとり下山したラインホルトは、弟の死の責任を糾弾される。

 「隊は私たちを捜索してくれなかった。生還は無理と考えていただろうから当然です。しかし、隊長(ヘルリコッファー氏)がそれに言い訳をしたことで、対立が深まった」とメスナー氏は当時を淡々と振り返る。

 それでも、メスナー氏は登ることをやめなかった。「登山をやめても、弟は生き返らない。自然は怖いが、(人間に)悪意を持っているわけではない」と考えたからだ。

 映画は原作に忠実につくられた。撮影には高地医学の専門医も同行。標高4500メートル地点に撮影用ベースキャンプも設営された。メスナー氏は俳優と語り合い、撮影場所も選定した。

 ■失敗から学び自分を強くする

“運命の山”への挑戦は、メスナー氏のその後の登山スタイルを一変させる。大規模な遠征隊を組み、国の威信をかけて登攀をめざすのが当然とされていたなかで、最小限の装備で酸素ボンベも持たず、たったひとりで高峰に登る“メスナー流”は、世界中の登山家に大きな影響を与えた。

「山は山であり、山でしかない。山を理想化したり、矮小(わいしょう)化したりするのは間違いだ。そこは感情が持ち込まれる場所ではない」

長年、自然と対峙(たいじ)し続けてきたからこそ、大災害に見舞われた日本へのまなざしは鋭い。

「自然は失敗をしない。失敗するのはいつも人間です」

だが、こうも続ける。
「失敗から学び、自分の力を強くすることで、私は夢を実現してきました」

 メスナー兄弟の初登攀から40年。ナンガ・パルバートは今日も険しく立ちはだかる。その威容に挑む登山者は絶えることがない。

 8月6日から東京・シネ・リーブル池袋ほかで公開。

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