私は以前から辺野古沖合浮きドック方式の基地を造れば良いと言っているのですが、政府関係者に聞いたら、そういうアイデアはあったとのことですが、二つの理由で採用されなかったと。ひとつはアメリカが反対している。浮きドック方式だと海中からのテロが生じるからと。もう一つが日本側、特に沖縄の土建業者からの反対があったとのこと。浮きドック方式だと土建屋はほとんど蚊帳の外なので儲けられないからということですね。多くの政治家としても土木方式が一番建設費を誤魔化せやすいから賄賂(裏献金)を貰えるからというのもあるだろうな。浮きドック方式だと原価がはっきりしているから政治家にお金が回らない。
私はアメリカから余っている原子力空母を買って(または乗員ごと借りて)、沖縄の沖合をヘリコプター基地として遊弋させてれば良いと思うな。それが一番安く付くし抑止力にもなる。ついでにアメリカから核付き戦略原子力潜水艦を乗員半分付きで借りて自衛隊で運用すれば良いとアドバイスしたが・・・・。アメリカ人が半分乗っていれば世界も安心するだろうからと。まぁね~、そんな発想、戦略学を学んでいない今の普通の日本人には受け入れられないだろうな~?アメリカの大学では戦略学は必須科目だけど、日本では、「そんなことを教えるのは、まかりならん!」ということだから。前の大戦の時に、日本は敵国語を学ぶのは、まかりならん!と英語教育を禁止にしたけれど、アメリカでは日本語の出来る要員を大量に教育始めた。そういう意識の違いは今でもあるな。
戦略的に勝たなければ技術的に優位の部分があっても国は滅びる。先の大戦では日本には戦略が無かった。泥縄的というか、なし崩し的な策しか無かった。だから負けた。勝てないまでも、負けない、戦争しない戦略はあり得たと思うな。それにはアメリカでの宣伝戦が必要だった。中国はそれをうまくやった。
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