日本人はほんとに生真面目に魏志倭人伝をあうだこうだと分析している。
千年後、今の中国が書いた歴史書を日本人は真面目に研究するのだろうか?南京問題やいろいろと。中国にとって歴史はいつも政治の道具として書かれたと言います。かつて一生懸命に読んだ史記などの歴史書も今は疑っています。
魏志倭人伝についても私はあまり信用していません。
なぜなら中国人(漢人)の性格から見てです。それは昔も今も変わらない。
役人が皇帝から周辺国の地図・国情調査を命ざれて朝鮮半島まで馬でのこのこと調査に来て、「この先はどうなってんの?」と地元の漁師や倭国と取引をしている商売人に聞き取り調査をして、それをメモって、皇帝に報告しに帰って、「私はこんなに遠くまで海を渡って命の危険を冒してまでして調べてきました。」ということだったと推測しています。
かつて海を見たことも泳いだことも無い調査役人は海を渡る程の勇気と誠実さを持っていなかったと思いますね。無事に帰って報酬をたっぷり貰うことだけを考えていた。
で、聞きかじり調査データをまるで自分が行ったのごとく大げさに報告した。
とても遠くまで野蛮人の国まで行ったことにして褒美をたくさん貰った?
(ちなみに元帝国のモンゴル人もまったく漢人は信用していなかった。税徴収などの事務仕事はすべてペルシャ人に任せていた。)
実際の聞き取り調査による結果だから内容は大きく外れてはいないと思いますね。ただ距離は大げさになっている。素直に読むと邪馬台国または邪馬壹國は北九州ですね。邪馬台国という漢字は相手を見下した当て字なので本当の呼び名は違っていたかも?
アメリカ占領軍による日本人に対するウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムが大成功したものだから、中国は二番煎じを狙って南京大虐殺などを持ち出してきているんだろうな。歴史書というのは常に疑いと検証が必要だな。
日本人は書かれたものは真実に違いないと信じる悪癖を持っているな。だから新聞や雑誌に洗脳される。もちろんテレビにも易々と騙される。
それにしてもアメリカ人の20代半ばの女の子が二週間で書き上げた憲法を延々と大の大人が大事にしているのはマンガだな。魏志倭人伝に対する姿勢も同じ日本人の生真面目すぎる性格かもね?
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