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腰骨を立てる

以下、疑問への回答です。
天風教義の中に、または天風先生の言葉の中に存在しない言葉は、親孝行、涙(涙の効用)、謙虚、そして、”腰骨を立てる”ですね。
親孝行は、「感謝と歓喜という感情」とか「霊性心」という中に当然含まれているのですが、特に明治生まれの人間には、教義以前の余りに当たり前のことなので教義の中にわざわざ入れるものではないということでその言葉は無いのでしょう。それに家族愛というレベルの次元を超えた高い次元の愛に上がりなさいというのが教義ですね。家族愛は、まあ言えば三次元の愛ですね。三次元の愛を包括する一段上の四次元、五次元の愛に上がりなさいが天風教義でもありますね。そのことは本物の他の教義でも同じですね。霊性心は四次元だと思う。
涙の効用は当時の科学ではまだ判っていなかったのもあるだろうし、明治の男は、「男は泣くな!」、「泣くのは女々しい」と教育を受けたせいもあるのでしょう。

「腰骨を立てる」という言葉は教義の中に存在しないし、天風先生の講演テープの中にも存在しない。なぜか?これも親孝行と同じで当時の日本人には余りにも当たり前のことだからですね。「楽い姿勢で坐りなさい」という言葉はあります。この「楽い姿勢」の中にその意味は含まれますね。
腰骨を立てないと本当の意味の楽い姿勢にならないのです。
ビルなどの建設工事をする肉体労働は腰が曲がっていると疲労が激しくて労働に耐えられないと聞きます。疲れないためには腰骨を立てていないといけない。
今は腰骨を立てるということをわざわざ教えないといけない時代になっている。言葉として教わっていないから、それはどうでも良いことというのとは違いますね。天風先生の写真からすべては見えてきます。

天風先生は言葉や文章にならないものは、写真で教えていますね。写真から学ぶ力が必要ですが、写真を分析して説いている人は少ない?私以外いない?
人の姿勢からその人の悟り程度も見えます。腰骨を楽に立てていて、真っ直ぐスッと立っている、なおかつ全身の力が抜けているのが基本ですね。
今は、まずは腰に力を入れないと腰骨が立たない日本人になっていますが、力を入れないで腰が立つまで習慣づけしないといつまで経ってもクンバハカは分かりませんね。
腰や背が曲がっている人がクンバハカを説明するのはチャンチャラおかしい。
安定打坐の最中に寝る人は腰や背が曲がっているからですね。姿勢が悪いと安定打坐も出来ない。
坐る習慣、肛門を締める習慣がまず大事なので、細かいことをいちいち言うと嫌がって続かない人が多くなるので、まずは細かい指導はしないまま来たら、いつの間にか戦後の細かい姿勢の躾を受けなかった人が指導者になっている?それでも最近は天風会でも腰骨を立てることの重要さを説く人もぽつぽつ出てきました。
戦前は家庭教育だけでなく徴兵による軍事訓練で腰骨を立てる癖を作っていた。戦後は腰骨を立てることを家庭教育でも教えなくなってきている。徴兵による軍事訓練もないので姿勢の矯正も無いのが日本人ですね。
腰骨を立てる躾をしている幼稚園がありますが、園児はなかなか立派らしい。
まあ~、それと安定打坐にうまく入ると自然に腰骨は立ってきますね。また腰が曲がっていると臍下丹田に気が落ちない。でもそういうことを初心者に教えても、そういうことに気が行ってそれが雑念になってしまう。5年以上やっている人でないと教えられない面ではありますね。




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