「東電福島第1原発の元所長、吉田昌郎氏が死去 58歳」というニュースがありました。東京在勤の経営者、社員などは国賊、売国奴、非人間なのでしょうが、吉田氏を長とした現場は、国民栄誉賞を与えるべきですね。国葬の価値がある。いえ、国葬だと申し訳ない。国民葬だな。国家・国民・国土を守ったのですから、戦後最大のヒーローですね。
2011,3.15~20ぐらいは本当に東京を含めた関東・東北壊滅の危機状態にあったのですから。テレビや新聞は自分で調べる力が無いので、政府大本営発表をそのまま発表し、国民はそれを信じて、のほほんとしていましたけどね。
03,15に「これはヤバイ状況になっている」と感じて書いたのです。私も危険を察知するネズミ的感性を持っている?いえいえ安定打坐のお陰です。
2011,03,15に私が書いたブログです。
「日本政府が発表するよりはるかに危険な状況にあるようです。
関東から出られる人はしばらく出て欲しいですね、実家に帰るとかして。私もこの週末、考えてしまうなぁ~。私の感覚では今週いっぱいが山だろうと思いますが。」
これは16日に書いたもの。
「日本人って意外に原発事故の重要さとか深刻さに無知なんですね。南の方に実家がある人は子供なんかを避難させるべきですね。まもなく春休みなんだから、終業式なんか無視して親は子供を早く避難させるべきです。無事に済めばそれにこしたことはないが、原発事故だけは悲観的予測で早めに動くべきです。何事も楽観主義の私が言うのだから。爆発が起きてから避難しても遅いのだから。爆発したらもう家の中から出てはいけません、換気扇や窓に目張りをして。」
官僚主義的な普通の東電エリートが所長を務めていたら日本壊滅だったでしょう。たまたまこの時、吉田所長という人物がそこにいたので日本は救われた。
日露戦争では人が得られたが、太平洋戦争では日本は人を得られなかった。責任ある立場に官僚軍人しかいなかったのと最後まで官僚主義的人事管理で日本は破滅した。破滅した後も消滅するまで官僚的人事異動をした。すなわち陸軍大学、海軍大学の卒業年度順、成績順の順繰りに。バカとしか言いようがない。官僚と官僚的体質は国を滅ぼす。日本の官僚は指示されたことを遂行するには充分な能力があるが、国を導く創造性とビジョンと全体把握能力は無い。適材適所という概念は官僚制度には無い。
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