4月の展示会でのブースの装飾で、上の方に2mx1mぐらいのバックライト付きパネルを付けるのだが、そのパネルに使うキャッチフレーズ付き写真を装飾屋に送った。「これでいいか?」と全体の確認デザインが送られてきた。
見てびっくり!私が考えたはずのキャッチフレーズの言葉が違う!
「a State-of-the-Art」と私は入れたはずなのに、「a State-of-the-World」になっている?そう!私がキーボードを打ち間違っていた。どうして、そんな間違いをしたのだろう?送る前に何度も見たはずなのに。その時の私の頭の中には、a State-of-the-Artしかなかったのに?疲れていたので私の潜在意識のさらに奥にある人間共通意識から出て来たのだろうか?
a State-of-the-Worldは世界国家という意味ですね。State-of-the-Worldの方が日本人にとって言葉の語呂が良いけどね。語呂で指が打ち間違った?
a State-of-the-Artは一ヶ月ほど前に読んだ本の中にあった言葉で、よく使われるらしいが私は知らなかった。「うん、これをキャッチフレーズに使おう!」と思った。ついでにSuper-Low-Noiseと書いていたのをNoise-Freeに換えた。それにしても、見てて見えていないということはあるよね。
一度自分から離れて、もう一度自分に戻って来た時に見えるということ。学校のテストとか入学試験というのはそうだよね。分かっている問題なのに間違う。
ラブレターもそうだよね。夜中に一生懸命、何度も書き直して書いて、そのまま封して送ったらとんでもない誤字をしていたりね。
一日置いて読み直してみると間違いが分かるのに、その時は見ても見えない。
試験でそういうミスはたくさんしてきたけど、それはその時の自分というのは見えないということでもあるよね。人は誰でも自分の考えは正しいと思ってしまう。大抵は時を置いても自分は間違っていないと妄信する。せめて、内省とか反省が出来る人間でありたいね。出来たら発言や行動の前に予め分かる自己チェックできる人間でありたいね。自分の思考を客観的に見るというのは難しい。
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