オレオレ詐欺とか携帯を使った詐欺的行為の仕事があります。そういう仕事をする人というのはキチンとした親の元で育っていない人が多いみたいですね。
母親に愛人がいてしばしば夜遅くならないと帰って来ないとか。子供が親に誇りを持てないと、子供は誇りの持てる仕事に就かないんですね。不思議ですね。相似形なんです。心に闇を抱えているんです。だから闇の仕事をする。
「お金になれば何でも良いのよ。他人がどうなろうと私の知ったこっちゃない。どうせ人はみんな汚く儲けているのよ。私も同じことをしているだけ!騙されるのがバカなのよ!」と、誇りを持つ生き方をするという観念が無い。親が子供が誇れるような生き方をしていないからですね。それは親の責任ですね。
その反面、日本人は素晴らしいと思うのは、道路工事なんかで交通整理している人がいますよね。日雇いかも知れない。でも、彼らの顔を見ていると、「ここでは俺が絶対事故を起こさせない」と一生懸命、誇りを持って仕事をしている、そういう顔をしています。まあ、ある意味、そういう人でも、ここでは俺が人を守るという誇りを持っています。自転車で通り過ぎる時、私は大抵、声は出さないけど、「どうも」と声を出すこともありますが、いつもそういう人の顔をチラッと見て、首を縦に振って感謝の念を表しています。私は彼らに日本人の素晴らしさを見る。誇りの持てる生き方と、そうでない生き方、選ぶのはその人です。人に誇りを持てと言われても持てるもんじゃないからね。天国の門は、どちらの人に開いているかは明らかですね。それは来世の形に繋がる。
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