今朝少し早く、「みなとみらい」駅に着いたので少し遠回りの道を選んで歩いていたら、後ろから外国語を話す若い女性同士の会話が聞こえてきた。
「うん?これはモンゴル語?」、「う~ん、やはりモンゴル語は話している意味が分からなくても私の耳には心地良いな~!」と感じた。
彼女たちに、「君たち、モンゴル人?」と聞きたかったけど止めた。
今日は久しぶりに闘争心が燃えた。カナダ人がブースで私に話しかけてきた。
いろいろ技術的な会話やお互いの会社に関する情報交換をした。私の製品を北米で売らせてくれということだった。そのビジネス交渉と、まあ、人間的な会話をした。
欧米人とのビジネス交渉はひとつの戦争だ。「前(太平洋戦争)は負けたけど、今度は負けないぞ!」という心がそういう時いつも私の中から生まれてくる。
「あなたの目的は何だ?」と聞かれたので、「復讐だ!・・・20年前までは日本の光学技術は世界NO.1だったけど、この15年、どんどんダメになってアメリカやドイツの製品を輸入することになっている。それに復讐するのが目的だ!」と答えた。笑っちゃうよね!そんなこと英語で外人に話す日本人ていないよね。
それから彼は彼の会社の日本の代理店(私のよく知っている会社)に戻って、
「彼は、凄い impressive な人間だ!彼の英語も、」と感想を述べたらしい。
それは当然だな。そういう会話をあえてしたのだから。気合いの戦争だから。
彼は最初に、「今回の展示会で強い印象を受けたのはあなたの製品だけです。」と言っていた。製品にも人間にも強い印象を同時に受けたことになるな。
何でも意味不明のニヤニヤした微笑みと曖昧で優柔不断な会話しか出来ない日本人が多い中で、その場で、これはYes!、これはNo!と瞬時に明確に答えが返ってくる。「えっ!こんな日本人いるの?」ということだっただろうな?で、来年、アメリカに行って、アメリカの展示会にも私の製品を出すことが内定したな。
日本人が日本語の訳をその場で聞いていたら卒倒しそうな超生意気な会話だよね。でも英語では最初はそれぐらいがちょうど良い。日本人の謙虚さを英語に直訳的に表現したら逆効果だから。
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