『モンゴルでは外国人を殺人した犯人の検挙率はかなり高いのです。警察の威信にかけて何が何でも犯人をあげる。もともと、わりと諜報部(CIAみたいなもの)が発達していて、モンゴルに滞在している外国人の管理(監視?)はしっかりしているモンゴルですから、殺人事件とかがおきるのは非常にまずいのです。今回も11日朝には容疑者が拘束され、被害者の遺品を所持していたことから、犯人と断定、逮捕。本人も容疑を認めたとのことです。犯人は、モンゴル東部から出てきた遊牧民出身の29歳の青年。2002年に遊牧民をやめてウランバートルに職を求めて上京してきたものの、定職につくこともできず、結局ホームレス生活になり、現在に至る、という経歴。犯行現場がどこであったのかは、正確には知らないのですが、モンゴルの9日付けの新聞によると、スフバートル区第4ホローにあるホビーショップというお店のすぐ近くの道端だったそうです。そのあたりは、もともと乞食やホームレスのおっさんや少年がたむろしては、飲食店に物乞いにきたりしている場所です。』
『街を通るとき、車目線でも、薄暗いところや危険が潜みそうな場所をあらためてチェック。明るい、暗いっていうだけでなく、いろいろあるんですわ。やばいってところ。街灯の有無とかだけでなく、死角の有無とかね。たむろしている人たちとか。でも、そういうことだけでなく、野生の勘みたいなのを働かせる。見てなくても犯罪多発現場ってわかるもんなのです、なんでやろ?こういうこと豪語したところで、やっぱ、危険に遭遇しちゃうときはしちゃうもんなぁ。今生きているから、自分の行動が正しい、とはいえんもんなぁ。。。自宅近辺は、あんまり街灯はないんだけれど、なんだろうなぁ。。。やばいってときはやばさが、アパートをでようとした瞬間に感じられるのです。これは、まぁ、現場を踏んでいる場数とか、そういう緊張感と危険対処の訓練を受けてきたからってこともあるのだろうか?
それならば、あの異常な緊張とアドレナリンとドーパミンの垂れ流しみたいだった日本でのお仕事の日々も無駄ではなかったっていうことなのでしょう。 それにしても、ウランバートルの煙はすごいです。田舎の清浄な空気をたっぷり吸い込んだ肺が一気に汚染された気がします。石炭臭い・・・。目がしみる。こんなところで毎日住んでいられるって、やっぱり慣れは怖いなぁ。喘息にならないように気をつけなきゃ、、、ってどうやって気をつけるんだ?』
ウランバートルに何年も住んでいて誰かが殺されて初めて気づく危険さ。この感覚は日本人がいかに防衛感覚に対してボケているかですね。日本は余りにも平和で素晴らしい国だからボケているということが何かが起きないと分からないのです。私はウランバートルに初めて行った時にウランバートルを日本人が一人で歩く街並みの危険さが分かりました。
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