以下は勉強会に参加する人のみ対象です？それ以外の人は読まないように。
昔、インドネシアの原住民に、ひとつ、ふたつ、みっつ、たくさんとしか数えることが出来ない種族がいたと。安定打坐でも、雑念、一心、無心、無心＝本心煥発＝神人冥合でもあると言ってそれぞれを区別が出来ない先生がいます。
まあ、病気を治すぐらいならその程度の知識と理解で充分ですが。
安定打坐は、一回の坐りの中で、雑念から一心、一心から地の声を聞く、地の声を聞いたら無心に入っていく、無心が捉えられたら天の声を聞くように意識を持って行く、天の声が聞こえたら本心煥発をする。そして神人冥合と明確に区別して意識を高めて行かないといけません。そして緊急時は、そのすべてを数秒の内に行う。本心煥発と言われても、本を読んだだけでは何も分からない。
そのようなことを明確に認識して導いてくれる先生はもういません（おそらく）。
もちろん初心者（天風小学校の生徒）に、そんなこと教えることは出来ません。
天風中学に入らないと、こんな内容を教えても、分からない、出来ない、ということになります。天風先生の教えは、出来る、出来る、分かる、分かる、の段階的積み上げですから、分からない段階の人には教えられない内容になります。
そうこうしている内に天風小学校の教えだけが残ってしまったということですね。
そして、「天風先生は、そんなこと言っていなかった」と先生方は言います。初心者として聞いた内容で、なおかつ当時の若かりし頃の認識能力で記憶していることしか天風教義でないと主張する先生もいる。
「その点については私は直接聞いていないから分からない」と言うのが正しいと思うけれど、「そう教えている人もいるけどそれは間違いです」とみんなに言っている先生もいる。
天風会が教えているのは、初心者（天風小学校）が最低限これだけやっていれば充分という内容になりますが、それでもたっぷりあるが、それがすべてだと勘違いしている人が多いということですね。だから１，２年で辞めていく人が多い。いてもそれ以上、学べないから。私も今入れば２年ぐらいで辞めると思う。

天風先生は、「クンバハカは神経反射の調節法よりはるかに深いもの」と言っていることも、第三の目でものを見るということも、オーラの話しも、人の思考、言葉は宇宙霊にすべて記録されるということもどの先生も言及しない。
厚労省認可の財団だから、そういう宗教的な非科学的なことは言及できないので各自で勉強して欲しいとも言わない。
自分の聞いていなかった話しこそ、心新たに聞いて勉強しないといけないと思うのだが、人間、歳と共に思考が固定化してしまう人が多い。もちろんそうでなく頭の柔らかい人もいるが。
会員も先生方もそれぞれのレベルで一人一人はまじめに一生懸命やっている善人の人達なので、そんなことは言っても仕方がない話しなので、若い人は天風会で学ぶことを柔軟に素直に受け入れ、実践して、なおかつ思考を固めないようにして貰いたいものです。少なくとも、まあ、平均して、天風会で教えていることを５年は実践しないとその先のレベルに進めないと思いますね。知識や理屈をただ増やしてもしょうがない。自分で出来ることだけ、自分の身体で会得したことだけが価値がある。
前にも書いたことがありますが、空とか色という言葉や理屈があるけれど、日本人がそれを議論することはほぼ無意味、単なる言葉遊びでしかないと思いますね。なぜならそういう概念が日本人の生活の中には元々無いから。それと日本人には無い概念がｌｏｖｅだと言われていますね。それは愛と訳されているけれど。愛というのもよく分からないですね。「私は、あなたを愛しています」と私は言ったことがありません。ましてや男と女の関係で使うなら、それは人生で二度使う言葉ではないと思いますね。「好き」は何度でも使える言葉だと思いますけどね。かわいい子ならすぐに好きになってしまう。はははは、話しが大きくそれた。