民主主義は衆愚政治なんですよね。でも、他に良い方法がないというのも現実なんですね。昔、ローマだったか、ギリシャだったか覚えていないけれど、民主主義が良いか皇帝政治が良いかを議論して、結局民主主義は衆愚政治になって国が滅びるだろうという結論になって皇帝政治制度を維持したという歴史的事実があります。
今は、「マスコミと日教組による洗脳された民主主義」ですね。民主主義は、選挙をする人の持つ情報(知識)と判断力が前提になります。自由な情報のない国では民主主義は成り立たないのです。今は、日本もアメリカも操作された情報に基づく民主主義なんですね。権力者側や利権団体からすると情報を自分たちに有利に情報操作しようとするのは当然ですね。
また今の選挙システムは、経済や国防などを一生懸命勉強して毎日考えている人と、あれは嫌だ、これは嫌だといつも文句だけは一人前に言っている人や呆け老人の一票と同じなんですから。
まあ、考える人と考えない人が同じ一票では国がいずれ滅びるけど、皇帝主義も賢明な皇帝というのも一代しか続かないのも歴史的事実です。で、それは民主主義より早く滅びる。
イラクやアフガニスタン、メキシコなどいくつかの国を除くと、世界は民主主義によって少しずつ良い世界になっているというのは事実ですね。ロシアだって、いろいろ選挙には問題があるのかも知れないけれど、昔よりは一歩前進している。
今、日本は民主党という衆愚政権によってあらぬ方向に走っているけれど、自民党だって同じようなものだったし。福島の原発事故も自民党と東電と官僚の結託した結果だし。
日本は衆愚民主主義国家で偽独立国家だけど、それでも今ほど良い時代は日本史上に存在しないと思うな。
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