子供は親を選べません(とりあえず)。生まれてくる国、場所、親、時代、家の環境、性別、そのようなものは天命と言われています。
宿命(定義する人によって意味が違いますが)は、天命によって生まれた環境、親の性格とか貧富とか、まあ、生まれた日とか、出会う友達や先生や周りの空気とか、そういう条件との作用・反作用で自分の性格や考え方が作られていきます。作用の中には過去世からの魂が持つカルマもあるだろうし、遺伝子が持っているその家のカルマもあるだろうけど、そういう複雑に入り組んだ条件の下で作られた性格や考え方で運命が作られていきます。これが宿命。
作用・反作用の関係で心を作って生きていくのでなく、それらをすべて受け入れて、自らの意志で運命を作っていくのが立命。
立命に入ると、解決すべき問題は多々あっても悩みは無くなる。すべては越えるべき山であって、その前で悩む山では無くなる。
この道を歩くと決めたら如何なる事があってもその道を進むことになる。自分が貧乏だか金持ちだとか家の環境は関係がない。すべては自分の意志だけによります。そういうことですね。立命まで行く人は千人の内三人ぐらいかな?千三つ(せんみっつ)は法則?
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