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空の姿勢

新々クンバハカ法を歩きながらももちろんするのだが、その方法で朝の洗面所で真っ直ぐに立って姿勢を微調整すると身体が空になる瞬間がある。身体が空になると心も空になる。身体が無重力状態の感じになるというのかな?身体が微妙に揺れているのでその保てる時間は1秒ぐらいだけだ。
身体が揺れてほんの少しでもバランスが壊れると空でなくなる。姿勢だな。
天風会初心者にはこの微妙な感じは感覚的に掴めないと思うな。無心を自在に掴める人でないと無理だな。何事も学びには段階と積み重ねが必要だな。
生きている間に自分の能力で行けるところまで行かないとな。


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安定打坐

打坐(瞑想)をしていて一心が取れると、蟻の這う音とか線香の灰の落ちる音が聞こえてきます。この段階では一心が取れた段階です。安定打座の到達点ではありません。そこが出発点です。
蟻の歩く音が聞こえている状態で、その音から心を放した時に音が聞こえなくなります。それが無心です。
その無心の状態から耳をさらに遠くへ持って行くと天の声が聞こえてきます。
そして宇宙霊を呼び込むと本心煥発になります。
この基本の流れを理解することが大事です。そうでなければ蟻の足音の段階で安定打坐が出来たと満足してしまいます。この段階では人生は何も変わりません。最初にぶつかる大きな壁ですね。私はいろいろ四苦八苦、模索して5年目ぐらいで蟻の足音が聞こえるようになりました。
個人レベルではいろいろありますが、大雑把に言って、無心までが坐禅レベル、天の声がヨガの瞑想レベル、本心煥発は天風先生の教え、但し天風会では教えていない。(本心煥発という言葉は本の中にあるけれど、分かったような分からないような感じですよね。)天の声が聞こえるようになった人に個人的に教える内容になっているのかも知れません。それはヨガでも同じなのかも知れません。だから本には書かれていないのでしょう。天風先生も、天風会大衆会員向けという大勢を相手にした講義では教えていなかったのでしょう。
だから蟻の足音が聞こえる、線香の灰の落ちる音が聞こえるという段階は、安定打坐の門の入り口の外側で、無心が自由に取れるようになったら、やっと門の入り口を一歩入ったレベルということですね。天風会にただ来ているだけでは、この先に進むのはなかなか難しいですが・・・・。
しかし何事もスパイラルに上がっていくので、100点取ったら次ということではありません。それぞれを段階的に相乗的に上がっていくわけですね。
その成長に於いて重要な要素は、感謝の念、特に両親への感謝の心ですね、それと死生観ですね。死に対して恐れを感じているとなかなか前に進まない。
それらは要素というより目的そのものかも知れませんね。
で、そのために観念要素の更改がある。




クンバハカ

クンバハカの段階は、
1.クンバハカをする。 キュッ!キュッ!キュッ!三位一体気がついたらする。
2.クンバハカになる。 一度態勢を取ると、”なって”、ずーっと継続している。
3.クンバハカになっている。自然本心煥発状態で、”being”そのもの。
ですね。
1.は天風会が教えている方法で毎日の努力ですね。これだけで12年。
2.クンバハカになる態勢を会得する必要があります。これでまた8年。
3.で霊体になります。呼吸法と想念だけです。
心の元気と病気治しぐらいは1番で充分ですね。
3番は単純に言えば、結局、プラーナヤーマ呼吸法に戻ってしまうだけなんだけど、それを天風会で教わったままをいくら何十年繰り返してもそうはならない。
いろいろ模索して22年かかってここまで分かりましたが、人には1/3ぐらいで会得して貰いたいですね。山田先生に教わっていたから前に進めたけれど、そうでなければ1.で分かったつもりになっていたかも知れない。実際、入会5年目ぐらいまでは分かったつもりになっていた。1.以上のことは先生方も何も言わないもんね。教わった方はそれだけだと思ってしまう。
そう考えると、分かるという自己満足の錯覚は恐ろしい。
何事も、「自分はここまで分かっているけど」としか言いようがないね。



新々クンバハカ法

新々クンバハカ法を毎日歩きながら練習している。先週は結局4足の靴下に穴が開いた。一日で靴下に穴が開く歩き方って何なんだ?ですよね。
バランスが取れていないからそうなるんですけどね。足を一歩出して重心を微調整して一秒静止して、また重心を補正して一歩なんて歩き方をして試したりもしている。
一瞬入る時は入るね。でも、さっきの再現、と思うと再現出来ない。クンバハカはするんじゃなくて、成るもの、または入るものなんです。模索を始めてもう10年になるな。
天風会に入って最初の10年は安定打坐を模索したけれど、ここ10年はクンバハカを模索しているな。
天風会の夏期修練会は戦前は3週間、戦後は2週間、10日、今は4日とか3日となっている。結局、どんどん簡易的になってきているということですね。
3日や4日ではあれもこれも教えられない。で、どんどん初歩的なところで終わることになる。で、高いレベルを教えられる人がいなくなる、ということかな?
時代の流れだから仕方がないけど。今時、夏に10日も2週間も連続で休める人はいないし、指導する先生方も本業を別に持っているのだから無理ですよね。
私がクンバハカを教えるとしたら、それだけに少なくともまる二日は必要だもんな~?安定打坐だって、それだけに二日かかるな。二つだけで合わせて4日。そんなもんだよな~。それでも会得はそれから何年もかかるだろうな~。



方法論

クンバハカや安定打坐の方法論てブログには書けないんだよね~!
それは勿体ぶって秘密だということでなくて、初心者に迷いを与えるから。
小手先のテクニックとしてそこに意識が行くと心や魂が成長しない。
この人はここまで解ったようだから次にこれを教えようというふうに段階的に学んでいかないといけない。でも、クンバハカや安定打坐の具体的な進化方法を教えている先生はいるようには見えない。安定打坐は、地の声、天の声、本心煥発、真人冥合の会得とステップ・アップしていかないといけないんだが・・・。
クンバハカだって霊体になる段階まであるのだから。
その辺の試行錯誤に毎日格闘している人はどのくらいいるのだろう?
ただ坐れ!ただ肛門を締め上げろ!もひとつの答えだけど進歩が遅いし会得できる人はほんの少しになる。それではただの禅宗の修行になってしまう。
私の場合、やっぱり少人数でないと教えられないな。百人を相手には無理だ。
100人いて一人に対して「それじゃこうしてみて?」と言っているとその間、残りの99人は困ってしまうもんね。







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