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クンバハカ

「クンバハカは立ってする時は出来るけど、歩くと出来ない」とある若い人が言っていた。そうなんですよね、天風会が教えている、”肩の力を抜いて、臍下丹田に気を込めて、肛門を締め上げる”という方法をやっているとそうなんです。私も最初の頃はそうでした。いえ、何年もそうでした。
だから、「合間、合間にクンバハカを、一日何千回、何万回クンバハカ」という教え方になるんですね。それはそれで最初の段階での大事な修練ですけどね。
それを経験して次の段階に行くことになるのだけれど、「それが分かったら次にこうして」と段階的に教えてくれる先生がいない。
歩きながらでも、いつでもずーっとクンバハカになる方法は天風会では教えてくれない。先生方でもそれを会得している人は少ない。先生方も会得していないことは教えられないのだから。何々の本にあう書いている、こう書いているしかね。クンバハカはね~、体勢、姿勢、心と順番に進化させていくのです。
ここまでの会得に20年かかったな。
野球で言えば、草野球から始まり、プロのトップになるまでの段階があるのと同じだな。草野球では思いっきり力で投げて打てば良いけど、上に上がるにつれてフォーム(姿勢)になるんだな。ボールを速く投げようとすると速くならない。
力むからだね。クンバハカも同じ。クンバハカをしようとすると身体が力んでそうならない。でも、何事も最初は草野球からですね。草野球で楽しまないとね。
それはそれで問題は無い。教養娯楽サークルの一つとして天風会に参加している人はそれはそれで良い。
「門前の小僧、習わぬ経を読み」というのがあるように、「天風会何十年、知らぬ間にちょっとクンバハカになっている」ということはあるな。
そこから上に上がる人が何人いるかだな。それは個人の運命の問題だな。



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姿勢

姿勢とスマイルが大事だと言っていますが、今朝姿勢について気がついた。
朝洗面所で顔を作りますが、同時に横を向いて腰と背骨の姿勢を自分で見るのが有効ですね。女性は自分の服装チェックで見ると思いますが、骨の姿勢も見ましょうね。私も人に姿勢を言いながら、また一日の中で時々は姿勢を自分で矯正するのですが、意外に自分が見えていなかったと気がつきました。
人に「姿勢が大事」だと言いながら自分が出来ていない。
「坐中に寝るな」と言いながら自分で寝る人もいます。姿勢はなかなか難しい。
最初は坐る癖を付けるのが第一なので姿勢の矯正は順次で良いのですが。私も姿勢の重要性に気付いたのは座禅会での坐禅でしたから。そこで禅師から指でちょこっと修正されて、「あっ!」と気付いたのが始まりですね。
姿勢と呼吸ですね。呼吸は姿勢が出来ると自ずと分かってくると思いますが。
大抵は、姿勢が出来ていない人は呼吸も出来ていない。姿勢が出来ていない人に呼吸云々を言っても無駄な気がするな。誰がどうしたこうした、あれがこれが、と言っている人にクンバハカを教えても無駄と同じだな。


無我一念法

天風会では教えない無我一念法というのが天風教義の中にありますが、まあ、3ミリの径の黒丸などを見つめて残像を明確にする訓練ですが、最近は伊勢の内宮で9月の朝の5時半に撮った月の写真をタブレットPCの背景にして時々見つめているのだが、まあ、あまり明確な残像が残るほどには上達していない。が、今朝風呂の中で気がついた!月の写真の像を思い出して眉間に映し出すようにすると、とても良い安定打坐に入れる。無我一念法の本質はむしろこっちの方ではないかと思った。像を見たすぐ後の残像より、何もしないでそれを思い出した時に無心とか無念無想になれる。
もちろん黒い丸を見るのは初期訓練としてどうしても必要だが。そして本来、それだけで充分なのだが月の写真で訓練した方が難しいけれど楽しい。

こんなノウハウをここに書いて良いのだろうか?無我一念法という言葉ではないが同じ手法の訓練法の本も出ているから、まあ良いだろう。
それに大抵の人は、「なんのこっちゃ?」、「それがどうした?」になるから。




養動法

養動法は最初は筋肉を使ってお腹を右回転でゆっくり回します。それは天風会が教えているとおりです。しばらくそうして次に心臓の鼓動振動が身体に伝わるエネルギーを回転運動にします。この時はどちらかというと身体は水袋になった感じですかね?これが自然動揺ですね。硬い身体だと心臓の鼓動エネルギーは遮断されて伝わってこない。大抵の人は自分が固い身体だと思っていないが。姿勢が悪いとそれを支えるために筋肉が働いているので身体は硬くなっている。続いて安定打坐に入ると自分が空気袋になるわけですね。
空気袋の場合も心臓の鼓動は動きとしては伝わってこないが心臓の音や脈動はその空気を伝わって感じられる。ここまで感じられるようになるには他で何もしていなければ5年以上はかかるかも知れないな~?



安定打坐

天風会の日曜行修会のみんなを見ていると姿勢も良いし、学ぶ姿勢としては健気だな~と感心するが、今日、隣に座っていた人はまじめにいろいろ勉強して一生懸命しているのは良く分かるけれど安定打坐が出来ていなかった。
それぐらいのことは目をつぶっていても隣の人の心の状況は分かるからね。
安定打坐が、まあ一番大事なのだが教えてくれる人がいないので、多くの人が一定の段階で壁を越えられないでいるように思える。私もかつてはそうだったのだが山田先生に出会って壁を越えられた。今は山田先生に代わる人がいない。毎日ただ坐っても瞑想の段階のままで安定の段階まで行けない。
クンバハカや安定打坐の進歩の段階の説明なんて天風会では聞いたことがない。天風会でのブー、チンを繰り返すだけでは多くの人が辞めていくのは仕方が無いかも?それだけでは進歩とか進化を導けないから。
今年は結果として二つの夏期修練会に出たことになったが、修練会に参加しながら考えた。天風教義は確かに深いと思うけれど、この程度の説明なら一流の人間は来ないなと。それは誰が悪いわけではないが、一流の人間は一流の人間の所に行く。一流の人間が来ないと会は大きくならないな。



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